就職GUIDE 05
求人票の記載内容を理解しよう
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皆さんは「求人票」という言葉を聞いたことがありますか?
求人票は「職業安定法によって定められた労働条件を明示した書類」というように定義されています。 「皆さんがその企業に入社した際に受けられる労働待遇について書かれた書類」と考えればわかりやすいかもしれません。 給料はどれくらいもらえるのか? 勤務地はどこになるのか? どのような職種での採用となるのか? 資格手当てなどは出るのか? こういった情報が記載されています。
求人票で見るべきポイント Point
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会社の情報
- ①事業所名
- 求人票公開企業の正式名称が記載されている欄です。
- ②所在地
- 会社の住所が記載されている欄です。
- ③代表者名
- 事業所の代表者名(社長名)が記載されている欄です。
- ④従業員数
- 会社で働いている従業員数が記載されている欄です。
- ⑤事業内容・会社の特長
- その会社が主として取り組む事業内容、会社の持つ特徴・強みが記載されている欄です。 入社後の業務内容と直結してくる項目なので必ず目を通しておくようにしましょう。
仕事の情報
- ⑥雇用形態・職種
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雇用形態と採用希望職種が記載されている欄です。
雇用形態は主に「正社員」、「正社員以外」、「有期雇用派遣」、「無期雇用派遣」の4 種に分類されます。職種は皆さんが入社後に従事する業務内容を表すので、必ず確認しておくようにしましょう。
- ⑦ 仕事の内容
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入社後に従事する業務内容が具体的に記載されている欄です。職種欄の詳細について記載されていると考えればわかりやすいかもしれません。 働いているイメージがどうしても湧かない場合には職場見学に申し込むことをお勧めします。
- ⑧ 就業場所
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入社後の就業場所が記載されている欄です。
労働条件等
- ⑨ 就業時間
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入社後の就業時間が記載されている欄です。複数の時間帯が記載されている場合にはどの条件での就業となるのか面接の際に確認してみましょう。
- ⑩ 時間外
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早朝出勤や残業による時間外労働が記載されている欄です。あまりに月平均時間が多い場合には注意が必要なので、面接の際に必ず確認してみましょう。
- ⑪ 賃金形態等
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入社後の賃金の支払い形態が記載されている欄です。賃金形態は主に「月給」、「日給」、「時給」、「年俸」の4 種に分類されます。皆さんの求める働き方に合った形態を探してみましょう。
- ⑫ 通勤手当
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通勤手当の有無・条件が記載されている欄です。会社規定の計算方法で支給される場合があるので、面接の際に確認してみましょう。
- ⑬ 賞与
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通勤手当の有無・条件が記載されている欄です。会社規定の計算方法で支給される場合があるので、面接の際に確認してみましょう。
- ⑭ 賞与
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賞与の前年度実績が記載されている欄です。賞与とは定期給とは別に労働者に対して支払われる給与のことを指します。 皆さんの場合には「新規学卒者の昨年度実績」の欄を確認するようにしましょう。 そもそも賞与がない会社もありますので、面接の際に確認しておくことをお勧めします。
- ⑭ 給料
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給料が記載されている欄です。この金額から所得税、社会保険料等が控除されます。
- ⑮ 昇給
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入社後1年間の昇給回数と昇給金額が記載されている欄です。昇給回数が多く、昇給金額が高いほど皆さんにとって嬉しい条件であるといえます。
- ⑯ 休日等・有給休暇
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休日制度と年間の有給休暇の取得可能日数が記載されている欄です。
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選 考
- ⑰ 選考日・複数応募
- 応募した際の選考日と複数応募の可否が記載されている欄です。
複数応募が可能な場合は、記載された期日以降他の求人との併願が可能となります。
- ⑱ 応募前職場見学
- 応募前職場見学の受け入れ可否が記載されている欄です。
応募予定の企業が職場見学受け入れ可能な場合は必ず参加することをお勧めします。求人票だけでその企業の魅力・社風を10 0 % 理解することは不可能です。 入社後にミスマッチが発覚しては、皆さんも企業側も不幸になりますので、職場見学をした上で、自分に合うと感じた企業に応募をするようにしましょう。
補足事項・特記事項
- ⑲ 補足事項・求人条件に関わる特記事項
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会社側から皆さんに特筆して伝えておきたい情報が記載されている欄です。会社毎に記載内容は異なってくるので、必ず確認しておくようにしましょう。
青少年雇用情報
- ⑳ 募集・採用に関する情報
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過去3年間の採用者数、離職者数の実績が記載されている欄です。採用者数に対して離職者数が多い場合、新卒採用者の定着率が悪いことが考えられます。 なぜ離職者数が多いのか応募前に確認するようにしましょう。
さいごに
求人票を見る際に押さえておくべきポイントが整理できましたか?
先ほどもお伝えしたとおり、求人票だけでその企業の魅力・社風を100% 理解することは不可能です。
職場見学に参加したり、進路指導の先生に相談するなどして自ら情報を取りにいく姿勢を大切にしましょう。
あなた自身が最も重視する条件を明確にし、その軸に基づいて応募企業を選定することをお勧めします。
たくさんの求人票に目を通して自分に合った企業を探してみてください。